天野勝則展

ご案内

江津市桜江町在住の川漁師・天野勝則氏。水中で生き生きと泳ぐ鮎の姿、月明かりの下佇む野兎、夜明け近い川面の様子など、長年にわたり、江の川で川漁師として生きてきた天野勝則氏ならではの視点で描かれている。平成30年大日本水産協会功績者表彰を受賞し、また国際現代美術家協会展に出品し同会会員に推挙されるなど、数々の受賞を重ね続けている。本展では、天野勝則氏の水彩画約100点を一堂に展示いたします。

◆会期：2019年10月26日（土）～11月24日（日）
◆開催時間：10：00～16：00
◆入館料：一般800円（前売600円）
※学生及び18歳未満無料（身障者手帳保持者御本人様無料）
◆前売り販売期間：9月17日（火）～10月25（金）/ローソンチケット(Lコード62338)

※講演：元国立西洋美術館修復家 河口公男
日時：11月10日（日）13:30〜 今井美術館 2F

開催された河口公男先生講演のご案内

河口先生は、２２歳の時に画家を志し、ヨーロッパに渡り、ベルギーやドイツの博物館や美術館で高度な修復の技術を学んだのち、１９８１年帰国後、１９９１年に保存・修復専門の研究官としては初めて国立西洋美術館に採用され、およそ２８年にわたって国立西洋美術館を中心に西洋美術の保存・修復に携わってこられました。主に油彩画の修復を手掛け、専門は北方ルネッサンス絵画、特に初期のフランドル絵画については極めて造詣が深くいらっしゃいます。今回の講演会では、長い修復のキャリアに基づく河口先生ならではの興味深い体験談、そして、プロの修復家の目に映る天野勝則さんの作品についてのお話しを楽しみにお聞かせいただきましょう。

※下記映像は2019年11月10日、今井美術館で講演された時の様子です。