ご案内

『安食ひろ・安食潤 二人展』を、6月8日(水)から6月12日(日)まで開催します。この機会に是非御覧ください。

 

■安食ひろ プロフィール

1948年:島根県平田市に生れる
1987年:田部美術館茶の湯造形展大賞
1996年:田部美術館茶の湯造形展奨励賞(03年同賞)
    淡交ビエンナーレ特別賞(98年同展奨励賞)
1999年:ブータンで野点2席をし深呼吸
    NHK BS2 やきもの探訪にて放映
2000年:田部美術館茶の湯造形展優秀賞
2002年:岐阜県現代陶芸美術館「現代陶芸100年展」
2005年:インドにて茶会・個展開催
    メトロポリタン美術館に作品収蔵
2006年:ぎゃらりい栗本にて個展(09,11,14)
2007年:東京にて求美図夢茶会
2008年 隠居宣言
2014年:ぎゃらりい栗本にて個展  全国各地にて個展・グループ展開

 

(安食ひろ言葉)

子供の頃は、絵描きで旅人になるものだと決め込んでいた。日本各地、海外も30カ国余りをフラフラし旅人らしき振る舞いはしてきた。が、絵描きにはならなかった。そして今は、陶芸家然として茶碗を作っている。このたかだか手のひらサイズの大きさであるが、とてつもなく深く広い空間であるように思える。充分に遊べる。茶の湯の伝統のワクの中でしばられるのも、又それを壊して自由自在にやるのも、同時に楽しい作業である。暫くは、この茶碗の手のひらの中をフラリフラリと旅してみようと思う。(ひろ拝)

 

■安食 潤 プロフィール

1982年:島根県出雲市に生まれる
2001年:岡山県吉備高原学園紅等学校陶芸コース卒業
2003年:志野に魅せられ、岐阜県の古老熊谷忠雄氏に師事
2004年:父 安食ひろのもとで修行
2006年:田部美術館茶の湯の造形展 初出品初入選
2007年:田部美術館茶の湯の造形展 入選
2009年:田部美術館茶の湯の造形展 入選
2010年:田部美術館茶の湯の造形展 入選
全国各地にて個展・グループ展開催

 

独特の数寄茶の感性を活かした作品で定評のある安食ひろ氏の息子である安食潤氏。父と同様に穴窯による塩釉作品を手掛けています。